1月20日(土)、福祉プラザで3周年記念イベントを開催しました。
開会あいさつでは、木村緋紗子代表が第2回締約国会議について報告。参加した被団協の代表が「なぜ日本は参加しないのか?」と聞かれたことを紹介し、日本政府が世界からの信用を無くしていることが非常に残念だと話されました。
第1部は、ジャズユニット「空と大地のあいだに」の演奏会。稲垣さんの素晴らしいピアノ演奏で、遠藤さんが平和への想いを込めて「死んだ女の子」など6曲を熱唱しました。
第2部の講演会は、カクワカ広島の共同代表高橋悠太さん、23歳です。しっかりした話し方でわかりやすく、これまで取り組んできたことを映像を使って話してくださいました。高校時代に国会議員に面談して、核兵器禁止条約への賛否を聞いてアプリで公開したカクワカのこと、友だちに「核兵器をなくすのは無理だろう」と言われて心が折れそうになったけれど、もっと周りに核兵器のことを知ってもらおうとKnow
Nukes Tokyo
を立ち上げたこと、第1回締約国会議に参加しない日本の外務省代表に、ネットで集めた署名を現地で見せて参加を迫ったことなど、興味深い活動の数々でした。ビキニ事件の被災地の状況も伝え、核兵器廃絶は「人権を守ることにもつながる」という訴えは納得ものでした。たくさんのことが学べたお話でした。
参加者は、会場95名、オンライン視聴11名でした。