ビキニデー

ビキニデー · 3月 01日, 2023年
3・1ビキニデー集会1日目、国際会議。米山淳子代表理事(新婦人会長)の主催者あいさつの後、5名のパネリストによる報告が開始されました。アメリカのミカエルさんは体調不良でビデオ発言になりましたが、アメリカの70以上の都市・郡・市が核兵器政策の根本を変えるキャンペーンを支持し、ニューヨーク市議会は非核兵器地帯と再確認しTPNWへの指示と参加を呼びかける決議を可決したことを報告。フランスのレミーさんは、EU連合で右翼が台頭し、フランスでも平和と民主主義のモデルではなくなった現状を報告。 ロンゲラップのアバッカさんは、マーシャルの被爆者がアメリカでの治療を要求したり核被害保障を政府に要求したりしているがなかなか難しい状況であることを報告。韓国のジュンキュさんは、ユン政権が朝鮮半島の非核化を放棄していること、9・19軍事合意を生かして戦争回避、軍備統制を生かしていくべきと主張。日本原水協の土田さんは、日本政府がTPNWに参加することは岸田政権の大軍拡を阻止し、非核平和の日本とアジアの実現に貢献する、そのためにも平和行進、G7行動、世界大会を成功させていこうと訴えました。 後半は質疑応答と取り組み交流で会場から次々発言がありました。あっという間の3時間でした。 ビキニデー集会2日目。日本原水協全国集会。3名の参加者と合流し、4名で全体会場で記念撮影。小畑雅子全労連議長の主催者あいさつ(連合の会長との違いをいつも実感する歯切れが良く確信の持てるあいさつ)に始まり、平野啓一郎さんと小山美砂さんの連帯あいさつ。お二人とも日本政府にTPNWへの参加を求めることの重要性を訴えられました。海外代表のあいさつでは、昨日のミカエラさん、ジョセフ・ガーソンさんのビデオメッセージに続いて、韓国SPARKのパク・ハヨンさんが発言しました。韓国の情勢と日本の運動への期待が話されました。楽しみにしていたのは、杉並区長の岸本さんの発言。ビキニ被災後、核兵器廃絶運動を始めたのが杉並区の母親たちであることに誇りをもって、今も平和のイベントを行なっているようです。学生平和ゼミナールの若者からの発言があり、若い人たちに希望を感じた集会でもありました。その後分科会が行われました。 3・1ビキニデー集会 3日目。第5福竜丸の機関長だった久保山愛吉さんの眠るお寺・弘徳院までの墓参行進。予報では20℃になるはずが、風が強く結構寒い焼津市でした。でも、歩いているうちにちょうどいい暖かさになりました。久保山さんが好きだった赤い薔薇を捧げてお参りしました。生協労組のお二人はここまでのご参加。午後の集会に2人で東静岡に向かいました。 午後の3・1ビキニデー集会。うたごえ協議会の皆さんの心に響く歌2曲で本集会が始まりました。静岡県原爆被害者の会石原会長の開会あいさつの後、来賓のあいさつは焼津市長がビデオで、日本被団協の濱住事務局次長がリアルで行いました。主催者報告は世界大会実行委員会の野口さんで、情勢を分かりやすくまとめ、力強いスピーチで報告しました。第2部文化企画では、ゴスペル亭パウロさんが、第5福竜丸の視点からビキニ事件を伝える落語を披露しました。3度死にかけた経緯を臨場感たっぷりに演じました。メイン企画では、大石又七さんの義妹の河村さんが、自分が代わりに証言活動をしていくと力強く決意表明。プロダイバーの武本さんは気候危機と平和の危機は繋がっていることを写真資料で報告しました。海外代表の交流で4名の方から今年の重点取り組むなどを紹介してもらった後、集会アピールを採択してビキニデー集会は終了しました。 会場参加800人、オンラインアクセス661ポイントでした。

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